『そや☆コリ』30 おぉ!ブランコはクネですか?

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ハンギョレニュースサイトよりお借りしました
http://www.hani.co.kr/arti/society/area/544461.html 

 

『そやねんて☆コリア』、ものすごくご無沙汰してしまって恐縮です<(_ _)> 


 


この頃、授業で毎回新聞記事をテキストに使います。

青年が韓国の最近の新聞の中から記事を選んで、
拡大コピーをして持ってきてくれます。

メインの記事の解釈と解説、発音練習が終わったあと、
その横にある小さい記事が気になりました。


「先生、このお酒みたいなびんの記事ってなんですか?」

「は? シータさん、自分で読んだらどうですか?」

「あ・・はい・・・」


しばし、辞書ひきつつトライ。

「あのぉ~~、ソングァンウィって、辞書にのってないんですけど~」

「あ、それは選挙管理委員会の短縮形ですね。」

「おぉ~~“選管委”、まんまやんかぁ~~。
やっぱ、韓国語と日本語は、短縮のしかたも兄弟やわぁ~~。」

「アハ・・・」


私はこのごろ、よく青年の前で
“ひとりごと&ひとりボケツッコミ”をするようになりました。
なぜかというと、この頃青年が私のボケに、
以前のようには反応してくれなくなったからです。

私のオーバーアクションにも慣れて、
「アハ」という一瞬の愛想笑いで終了するようになってしまったのです。

寂しい・・・

以前は、しょうもない小さなギャグにも「アハハ」と元気に笑って、
その返しがまたとんちんかんで・・・

おもしろかったなぁ~~。

日本で嫁さんをもらい、それなりに日本的浮き世の苦労も経験し、
なんか普通の日本人のオッサンに近づいてきちゃった感じがします。

もともと彼の中にあった、あの得体の知れない・・・
小さな珍獣のような愛すべきキャラクターは、
今は絶滅の危機に陥っている気がします。

惜しいなぁ~~。

 

「ん~~、でもぉ、
兄弟だからこそ辞書ひいてもわからへんことがいっぱいなんやね。
短縮のしかたも一緒やから、“辞書なんかに載せる以前に一緒やん!”ってなるんよね。
こういうのを読む時に、ものをいうのは、読み手の想像力かなぁ~~。」


「シータさん。」


「はい。」


「シータさんは、授業の2~3回に1回は、そう言っていますね。
言ってるだけじゃなく、ほんとにシータさんの頭の中に想像力を育てましょう。」


「・・・はい(-_-;)」


韓国語は漢字を使わないで発音を表記する文字だけで構成されています。
なので、ひとつの単語がいろいろな漢字の意味を持つことがあります。
日本語で全部ひらがなで書いてあることと一緒ですから。

なので、知っている語彙の量が多くないと、とたんに訳も行き詰まります。

ということで・・・
中級程度まで進んだ私の勉強は、
この頃なんとなく頭打ちの感じ。


毎回発音の悪さと、聞き取りのできなさを指摘され、
ちょっと凹む今日この頃です。

あぁ、さらに・・・
先生が普通のオッサンだと、
こんなにも授業がフツウ~~(-_-;)(-_-;)(-_-;)

 


そんな日々の中・・・
久々に青年の“雄叫び&笑い声”が響いて、
「おぉ~~、久しぶり!!」って思った出来事が・・・

そう、この“選管委”のおはなしです。

 

 

・・・・・・・前置き長くてすんまそん(^_^;)
     

 

 

小さな記事のタイトルは

「“クネ生マッコリ”商標使用禁止」というものでした。


「セヌリ党の大統領候補はパク・クネという女性です。
ほら、見てください、このマッコリのラベルの絵。
彼女に似ていますね。」


「いやぁ、本人見たことないから~~」


「そして、大きくクネと書かれ、左横にはひょうたんが描かれています。
ひょうたんはパクと言うんです。
パクのそばでクネに乗ってる“パク・クネそっくり”の女性。
そして名前は“クネ生マッコリ”
すごいでしょ!」


「これって・・・
ものすごい偶然ってことですかぁ?
ばっちりそのもののマッコリがあって、ラベル使うの中止になっちゃうなんて、
その会社も運が悪いですね~~~!」


「違いますよ~~!
何言ってるんですか。狙って発売したんじゃないですか~~!」


「は?・・・わざとってこと?」


「そうですよ。あたりまえでしょ!
こんなに合うものが偶然なわけはないでしょ。」


「わぁ・・・
ほんじゃあ、こんなミエミエのバレバレを、わざとってこと?」


「そうです。」


「ほんじゃあ、日本でたとえば・・・
『ノダ焼酎』とか言って似顔絵入りで売り出すみたいな?」


「はい。」


「アメリカで、『オバマビール』とか作って売り出すみたいな?」


「そうです。」


「あらま・・・・何のために?・・・支持したくて?」


「いやぁ、何のためでしょう。
支持していて応援したいからなのか、
支持者を相手に売れると思ったのか・・・
どちらかでしょうね。」


「へぇ~~。」


「笑ってしまいますね。」


「ほんまにねぇ。」


「はい。」


「ところで先生。ブランコはクネっていうんですか?」


「は?」


「ブランコ。」


「ブランコ?」


ポカンとしている青年。

 

シータ「はい。」


青年 「ブランコ?! ブランコですか?!」


シータ「は?」


青年 「クネが?ブランコ?・・・ワォ・・」


 青年が体を乗り出してきた。


シータ「あの・・・この、乗ってゆらゆらしてる・・
    これって、公園によくあるブランコですよね。」


青年 「そうですか・・・あれが・・・」


・・・・なぜか、急にしみじみ状態の青年。

 

「そうか、ブランコ・・・これがブランコかぁ~~~。」

 

・・・・なになに?

 

「僕は日本に来て10年以上たちます。」

 

・・・・はい、知っています。正確には12年と8ヶ月です。
   


「ずっとわからなかったです。
ブランコって何なのか・・・」


「は?・・・」


・・・・そこでいきなり歌い出す。

「白い~白い~ブランコ~~♪♪」


「・・・・」


「なんだろう、なんだろう、ブランコって何?って、ずっと思っていました。
そうですか。クネでしたか。
そうですか・・・」


「そんなに?」


「はい。10年以上のナジョ(謎)が今終わりました。
アハハァ~~~。」


こんなふうに弾けて笑う声が、かなり久しぶりでした。
なんだかしみじみ眺めて、嬉しいきもちになりました。

 

ねぇ、青年、いろいろ人生の悩みや苦労もあって大変だよね。
でも、だからこそこういう時間は楽しく笑って過ごしたいんだよね。

だからと言ってはなんですが・・・
今度私がボケた時に、
また前みたいに呆れながらツッコンでくれたら嬉しいな♪

 

 


 ♪♪ 本日の ワンポイントはんぐんまる(韓国語) ♪♪

 

■ マッコリは  美味しいです

  マッコリヌン マシッソヨ


■ ブランコは  韓国語で言うと     クネです

  ブランコヌン ハングゴロ マラミョン クネエヨ

 

■ 10年のあいだ   気になっていた ことです  

  シムニョントンアン クングマドン   ゴシエヨ 


■ その 謎が     ついに   解けました

  ク ススッケッキガ トゥディオ プルリョッソヨ


 

 

 

 

 

 

8 Comments

  1. へー‥ブランコがクネですか。
    韓国語って、例えば「写真」が「サジン(だっけ?)」とか、音で聞いていると似ている言葉があるよね。
    ブランコは、‥‥全然違うねえ。
    碩学の青年でも12年わからなかったのね。
    嬉しかっただろうな。積年の疑問が解けて。
    こういう、調べる程でなく持ち続けている疑問が解けるのは快感よね。
    シータと青年も、そろそろ熱愛期からちょい倦怠期みたいで、微笑ましいです。
    新しい発見を探して頑張って欲しいです。

  2. ボニさん
    読んでくれてありがとさん♪
    >韓国語って、例えば「写真」が「サジン(だっけ?)」とか、音で聞いていると似ている言葉があるよね。
    ブランコは、‥‥全然違うねえ。
    うんうん、韓国語は漢字語と固有語にわかれてて、
    漢字語は日本の漢字の音読みの韓国語版だから、似てるだよね。
    でも、固有語はまったく韓国独自にもともとあったことばで、
    日本で言えば訓読みにあたるんです。
    でも、日本の場合はもともと日本にあったことばにも漢字を対応させちゃったんだよね。
    たとえば 空という漢字には日本ではクウとソラがあるでしょ。
    でも、韓国語には日本のクウにあたるコンしかないです。
    もともと韓国にあったハヌルという言葉は漢字に対応していないの。
    漢字はなくてただハングル文字があるだけ。
    日本で言うなら、空はクウとしか読まなくて、
    日本に昔からあったソラという言葉には漢字はないってこと。
    うぅ~~ん、説明がヘタです!
    たとえば「朝」なら、日本はチョウとアサの二つの読みがあるけど、
    韓国ではチョだけ。
    アサにあたる言葉はアッチムで、漢字はない。
    そんなふうです。
    要するに、韓国に訓読みはないってことです。
    だから「よく似た言葉」と感じる言葉はほとんど漢字語だと思います。
    あ、そうそう「カバン」は、植民地時代に日本語がそのまま定着してしまったようです。
    そして、ちなみに「ブランコ」は、
    青年「英語ではないと思います。どこか他の国の言葉だと思います」
    電子辞書でその場で調べました。
    ポルトガル語が語源という説があるそうです。
    >嬉しかっただろうな。積年の疑問が解けて。
    こういう、調べる程でなく持ち続けている疑問が解けるのは快感よね。
    うんうん、帰り道でも言ってました(*^m^*)
    >シータと青年も、そろそろ熱愛期からちょい倦怠期みたいで、微笑ましいです。
    はい、倦怠期だわ(^_^;)
    そうなの、あんな熱愛期があったのにぃ~♪
    (注・すべてこちらの一方的な視点です)
    いや、倦怠期というより、青年がどんどん日本的になってきちゃったというほうが合ってるかな。
    いや、大人になったってことか?
    はじめのころは、青年はまだまだハッキリキッパリ韓国青年だったのです。
    だからおもしろかったのです。
    これからまた盛り返して、
    あきらめや妥協のない、頑固でマイペースな青年に戻るといいなあと思うのです。

  3. お待ち申し上げておりました。久々に読めてうれしかったです。
    私のボケにつっこんでくれなくなったとお嘆きのLusietaさん。私のボケではないのですが、先日の韓国語講座の出来事をお話しいたします。
    韓国の留学生の方って、時々冷たくスルーしますよね。ウリソンセンニムは、一回帰国のために帰国されて、その振り替え授業をみんなの意見で延長授業3回分にされました。その時にいろいろ韓国情報を話してくださるんですけど…「何か質問ありませんか?何でもいいですよ」とおっしゃいます。みなさんは緊張してかほとんど無言なんです。もちろん私も。そのとき、青年が一生けん命に気遣って質問してくれたんです。(えらい!!)
    それは、ちょうどオリンピック時期だったので
    「韓国の選手ってすごく良い成績をとって帰りますよね?どうしてですか?」と。きっと絞り出したんですよ。だって、私は即座に心の中で叫びましたもん。『それはね、徹底したエリート教育と、報奨金のなせる業ですよ。』って。Lusietaさんも韓国情報通としてはこの私の答えを支持してくださると思うんですけど。
    青年が質問の半分も言ったところで、ウリソンセンニムが即答です。「それはわかりません。」\(゜ロ\)ココハドコ? (/ロ゜)/アタシハダアレ?
    じゃあ聞かんでいいじゃん質問してって言わんでいいじゃん。
    彼はソンセンニムに気遣って質問を絞り出したんだよ!!いい奴だ。なのにその一言ですかい?せめて「う~ん。そうですよね。どうしてでしょう…?私が思うに???どうなんでしょうか……」ぐらい言ってもいいやろ!!
    ちょうどかの青年と対面に座っていた私は、『ご苦労様。でもスルーされた(というほど甘くはないが)けど、君の行動はグッドジョブだよ\(◎o◎)/!』ねっ、恐るべし、韓国語ソンセンニムでした。

  4. しーたちゃ~~ん、
    あっちっちの国からアップありがと。
    この暑いのに、暑い青年と(もうオジン化を始めてる?)と
    授業やってるなんて、えらいわあ。
    ブランコはクネなのか。
    ニュースで韓国の人がしゃべる言葉が
    「あ、わかる!」と思うとき、字幕を見ると、
    確かに日本語と音が同じなんだよね。
    いやあ、やっぱり兄弟語なのかなあ、と思っちゃう。
    しかし、あのハングルが怖くて、いまだに一歩が踏み出せないの。
    tomobeaさんのお話も面白いです。
    「何でも質問していいですよ」と言っておきながら、
    「そんなのわかりません」(内心、何言ってんだ?)とバサッと切る(笑)
    あくまで質問に答えるだけなので、
    質問者の気持ちに沿ってフォロー、というのはないのね。
    その辺のストレートさも、面白いですね。
    韓国人同士だったら、そんな風に切られても
    「でも、わたしはこう思うんです・・」とか反論するのかな。
    異文化を知るのは、自国文化を知ることでもある。
    知る努力を楽しくやれるといいよね。

  5. tomobeaさん
    読んでくださってありがとです!!
    >お待ち申し上げておりました。久々に読めてうれしかったです。
    そう言ってもらえて嬉しいです!
    ほんと、ご無沙汰ばかりで恐縮です(-_-;)
    >青年が質問の半分も言ったところで、ウリソンセンニムが即答です。「それはわかりません。」\(゜ロ\)ココハドコ? (/ロ゜)/アタシハダアレ?
    じゃあ聞かんでいいじゃん質問してって言わんでいいじゃん。
    このtomobeaさんの先生のリアクションには、
    青年のつれなさに慣れている私もびっくりです。
    気遣って頑張って質問した学生さんは気の毒なことでしたね。
    なんか、他人事ではありません(@_@)
    でも、こういうズバッとしたリアクション、けっこう本国では普通なのかもなと思います。
    私は青年と長いつきあいなので、青年が基本的にまじめでいいヤツだということはわかってるし、
    普通の日本人より不器用で誠実なんじゃないかなとも思っているんですね。
    でも、それでもびっくりするようなスルーのしかたの時があるんです。
    だからそういうのって、悪意なくそういうやりとりを普段からやってるってことなのかなあと思うんですが・・・
    どうなんでしょう。
    でも、そういう対応じゃあ日本ではコミュニケーションとしてまずいよって、
    教えてあげたい気がしますね。
    あは、もしかしてそういう場面に青年が出くわしたら、
    「あなた、その返し方はひどいのではないですか?」
    って思うかも。自分のことはたなにあげて(*^m^*)
    >ちょうどかの青年と対面に座っていた私は、『ご苦労様。でもスルーされた(というほど甘くはないが)けど、君の行動はグッドジョブだよ\(◎o◎)/!』
    tomobeaさんがその青年にそう言ってあげたのですか?
    素敵!!
    そんなふうに言ってもらえたら報われますね。
    tomobeaさんの近くの席で、その青年はラッキーでしたね♪

  6. あんなちゃん
    読んでくれてありがとう♪
    >あっちっちの国からアップありがと。
    あら、まるでハワイからUPしてるみたいだわ(*^m^*)
    猛烈に暑い街でいつものように暮らしてるだけだけどね♪
    >この暑いのに、暑い青年と(もうオジン化を始めてる?)と
    授業やってるなんて、えらいわあ。
    ありがとう。今日も行ってきたよ。
    >ニュースで韓国の人がしゃべる言葉が
    「あ、わかる!」と思うとき、字幕を見ると、
    確かに日本語と音が同じなんだよね。
    いやあ、やっぱり兄弟語なのかなあ、と思っちゃう。
    わぉ、たまにわかる時があるのですか?
    あんなちゃんはひとつ語学をマスターしているので、
    そういう人は他の言語も習得が早いそうです。
    >しかし、あのハングルが怖くて、いまだに一歩が踏み出せないの。
    ん? あの文字のビジュアルがってこと?
    わかってみると発音記号だから、けっこう楽しくなるんだけどねえ。
    >その辺のストレートさも、面白いですね。
    韓国人同士だったら、そんな風に切られても
    「でも、わたしはこう思うんです・・」とか反論するのかな。
    そうそう、そこが私も知りたいところです♪
    >異文化を知るのは、自国文化を知ることでもある。
    ほんと、そうだわ・・・
    「あ、日本人はここで簡単に傷つく」とか
    「日本人はここであっさち引いちゃう」とかね。

  7. いやいや。私はこれまでに5人のソンセンニムに教えていただいたんですけど、やっぱり女性の方がズバッと切られちゃった気がしますね。というか、2人の男性の先生には、語りかけたことさえ少なかったんです。そうはいっても、ソンセンニムたちは、とても一生懸命なんですよね。だから質問はありませんか?と聞いてくださる、それはよく分かっているので、批判するつもりじゃないですよ。ごもっともですから。うやむやにするとか、適当に相槌を打つとかは、ないのかな?    で、Lusietaさんに褒めていただいたんですけど、基本、講座の最中はわからないことがあっても質問しない、できない私なのでひっそりと参加しています。(もう先はわかられましたよね。)そうです。私は心の中で叫んでいただけなんです。ごめんなさい。(T_T)/~~~

  8. tomobeaさん
    もう一度来てくださってありがとです!!
    >ソンセンニムたちは、とても一生懸命なんですよね。だから質問はありませんか?と聞いてくださる、それはよく分かっているので、批判するつもりじゃないですよ。ごもっともですから。うやむやにするとか、適当に相槌を打つとかは、ないのかな? 
    うむうむ、とてもわかります!
    きっと授業に対しても誠実に取り組んでらっしゃるんだと思います。
    だからこそ適当に相づちをうつってこと・・・ないのかもなぁ~~(^_^;)
    うやむやという言葉・・・ワム青年の場合はありそうなんですが(^_^;)(^_^;)(^_^;)
    >基本、講座の最中はわからないことがあっても質問しない、できない私なのでひっそりと参加しています。(もう先はわかられましたよね。)そうです。私は心の中で叫んでいただけなんです。ごめんなさい。(T_T)/~~~
    そうだったのですねぇ~~!!
    勝手にもりあがってごめんなさいね(*^m^*)
    考えてみたらなかなか言えませんよね。
    まして若い学生くんならなおさらですね。
    これからもなにかあったら、授業中は心の中で大きく叫び、
    そしてここの場所で「ねぇ、聞いてよ!!」ってさらに大きく叫んでくださいね~~\(^O^)/\(^O^)/

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